亜鉛華はゴムの加硫促進助剤として使用されていますが、その反応には粒子の表面数十%の層しか使用されておらず、残りの未反応亜鉛華はそのままの形でゴム内に残存します。つまり、亜鉛華の核粒子は必ずしも亜鉛華でなくてもよいという発想から弊社の複合亜鉛華は開発されました。核粒子に亜鉛華の欠点(分散性が悪い、比重が大きい、価格変動が大きい)を克服するために紡錘状の炭酸カルシウムを選択し、外層には比表面積が大きい酸化亜鉛または炭酸亜鉛を選択した複合製品が弊社の複合亜鉛華です。複合亜鉛華は亜鉛華からの代替により品質・作業性の向上、軽量化、コスト削減等が可能となる他、重金属が非常に少ない環境に優しい材料です。